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ノンアル甘酒でほっと一息♪「酒蔵カフェ はつゆき」と砥部散策

こんにちは、四国女子のミナトです♪

今日も今日とて見事な秋晴れ!(この時期、松山は1カ月近く雨が降っていなかったんです)景色も広くて空気がおいしい!

ここは伊予郡・砥部町(の端っこ??)、今からこの町にある伝統産業会館に向かいます!その目的はというと…

秋の砥部焼祭り!!!!!

砥部焼祭りとは、毎年秋に開催される陶器市のこと。今年は10月31日〜11月1日の週末に開催されました。窯元60社が集まりそれぞれの陶器を販売する市なのですが…これ、土曜朝9時の光景ですよ。スゴい盛況ですよねー!休日なのに、みんな早起き!(駐車場への長蛇の列がこれまたすごいんです!)

早起きをして皆さまが砥部焼祭りに来る理由はただひとつ。「自分の大好きな窯元さんの作品をゲットするため!」

「えっ!?砥部焼って白磁に紺の伝統的な絵付けだけじゃないの??」というそこのあなたっ!

ノン、ノン、ノン☆ 砥部焼は窯元さんによって作風もさまざまで、

こ~んな透き通るようなブルーの器(しかも部分的に色と加工が違う!)を作る窯元さんや…

伝統的な色使いかつ、現代家庭にも似合う絵柄のもの器を作る窯元さんなど、本当に色んな種類があるんですよ!(これこそ地元の人こそ知らない、まさに灯台元暗しなことかも)ここ砥部町には80以上の窯元さんがあるそうで(※数は諸説あります)、とにかく陶芸が盛んなお土地柄なんです。

私も無事、お目当ての器をゲット♪これでますます白米がすすむわ~(そして肥ゆるわ~)

秋の砥部焼祭りは、数十の窯元さんが一堂に会し「窯元さん直々に対面販売」してくださる貴重な機会!しかも新作やB品が出ていたりでお安く手に入れることができるので、そりゃもう女子大生からマダムまで、女性たちが軍資金片手に真剣なまなざしで器を吟味するってわけなんです!(ちなみにこの砥部焼祭りは毎年春・秋と開催されていますので、ぜひ足を運んでみてくださいね♪)

さてさて、高感度女子たちの間をスルリと潜り抜け、なんとか自分の欲しかった器が買えたところで一息つきたいところがミナトも一応女子なわけでありまして…

あたりをキョロキョロ。

「情報だと砥部焼祭りの会場からすぐのはずなんだけど…」

あっ!発見ー!

こちら、現在6代目になる「協和酒造」さんの酒蔵でございますっ!

入り口に飾られた杉玉。これは確か「新酒が出来ましたよのサイン」と聞いたことがあるような…。(子供のころ蜂の巣だと思ってました)

入店すると圧巻!お酒がズラーリ!


店内にはたくさんの窯元さんの砥部焼が展示されています。

今回のお目当ては、協和酒造さんが2015年3月にオープンさせた「酒蔵カフェはつゆき」。オープン情報をキャッチしてからずーっと来てみたかったんです!それでは早速お邪魔させていただきましょう♪

階段を上っていくと…

木の香りが心地よい広い店内♪ 各テーブルには…

こ~んな素敵な花瓶にお花が活けてあるんですよ♪何を隠そうこの花瓶は、砥部焼!「はつゆき」は店内のいたるところに砥部焼が使われているんです。
なんと、女性用お化粧室の洗面ボウルも砥部焼!

かっ、かわいすぎるー♡♡♡なんて贅沢な洗面ボウルなの!(もう、顔が洗ってみたいです!笑)

店内の雑貨たちに惹かれて、入店してからずっとウロウロ&キョロキョロしていましたが…スタッフさんがオーダーを取りに来てくださったので、ここはひとつ「とべりてプレートの、ドリンクは酒蔵のノンアルコール甘酒(ホット)でお願いします♪」

さすが酒蔵らしくドリンクの種類も充実していて、砥部町特産の「七折小梅サイダー」や「とべっちサイダー」なども気になりつつも…群を抜いて「飲みたい!」と思ったのが「酒蔵のノンアルコール甘酒」!甘酒は“飲む点滴”と言われるほど栄養価が高く、美容にも効果的なんだそう♪これは楽しみだ~!

そしてサーブされた「とべりてプレート」!もちろん、この器も砥部焼です♪

「とべりて」とは、砥部焼を作る女性作家さん7人からなるグループです!気になる方はfacebookをチェックしてくださいね☆

お菓子は女子の大好きな「バウムクーヘン」と「チーズケーキ」の2種盛り!生クリームと七俺小梅シロップ(ごめんなさい、写真では見えてないです)を付けながらいただきます。

おいしい~♪お菓子には純米吟醸の酒粕と甘酒が練りこまれているんだそう!七折小梅シロップがこれまた良くマッチします。

そしてお待ちかねの「酒蔵のノンアルコール甘酒(写真奥)」をいただいたのですが…。あ、甘酒ってこんなに美味しい飲み物だったんですか!? 一言でいうなら「心がほぐれる味」♡恥ずかしながら、大手メーカーの甘酒しか飲んだことがなかった私。まぁそれはそれでおいしいのですが、まったく別物のおいしさに出会ってびっくり!

調子に乗って2杯目(笑)。お次はコールドでいただきました。ホットよりやや引き締まった味わいに感じます!

なんでも、このノンアルコール甘酒は砂糖不使用で麹も手作り!独自の精米を施したお米を使用しているそうで、本当にお米の甘みがぎっしり詰まった味わいに感激です!

カフェスペースの奥はギャラリーになっており、こちらも必見です♪


愛媛で有名な「ひめだるま」。コロンとしていてかわいいでしょ♡

ノンアルコール甘酒は冷蔵ショーケースにて、いつでも冷え冷えの状態で皆さまをお待ちしております♪


この「酒蔵カフェ はつゆき」は、協和酒造・谷口さんが「砥部町で観光するにも休憩できるところが少ない…。だったらうちでカフェを開こう!」と思い立ちオープンされたのだそう。

谷口さんはとても砥部焼にも造詣が深く、色々なお話が聞けますよ♪また、カフェで使用されている砥部焼は、いずれもどの窯元さんの作品か把握されているので、購入の際使い心地の参考にもなるはず!そして、気になった窯元さんが見学OKかなども教えてくださる丁寧さに脱帽です!ぜひ頼りにしてみてくださいね♪

店頭では試飲をしながらのお酒の販売もあるんですよ~!さすが酒蔵さんですね!

砥部散策の休憩に、地元愛の詰まった「酒蔵カフェ はつゆき」でほっこりしたひと時をお過ごしくださいませ♪
【店舗情報】
店名
住所
愛媛県伊予郡砥部町大南400協和酒造内
電話番号
089-962-2717
営業時間
11:00~15:30
定休日
月曜~木曜(祝日は営業)
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